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相談事例
このページは、たくさんうつ病の事例の中で、和泉市、岸和田市、泉南市などの泉州地域の事例をあげました。匿名で、内容を一部改変して説明いたします。今後ご申請(請求)される際の参考資料にしてください。
尚、相談者ごとに生活環境や障害の程度が異なりますので、障害年金はオーダーメイドの申請になります。他の方が認定を受けたからっと言って、そのままご自身の申請も同じやり方でうまくいくかは別ですのでご注意ください。
うつ病や躁うつ病(双極性障害)で審査の過程で考慮される要素について解説いたします。
これは、精神の障害に係る等級判定ガイドラインに記載されていますが、一般の方にもわかりやすいように、丁寧に説明します。
〇ひきこもりについては精神病で何年間も引きこもっているようならそれを考慮します。
〇現在の症状だけでなく、症状の経過を考慮されます。最近1年間の症状の推移なども考慮されます。要するにピンポイントの障害状態だけで等級認定するのではなく、治療経過や障害状態の経過も見ます。躁状態やうつ状態が長期間持続しているか、何回も繰り返し症状が出ているかなども見られます。
〇在宅で家族やヘルパーさんから常時介助を受けている場合は1級や2級の可能性が検討されます
〇家族と同居したり、施設に入所していたりして常時支援を受けて日常生活が安定している場合でも、仮に単身で生活していた場合一人で生活できるかどうか、一人住まいでの生活なら必要な支援はどんなものか検討されます。
〇A型やB型作業所、就労移行支援施設などで仕事をしている場合は1級~2級の可能性が検討されます。
〇一般企業で仕事をされている場合は、給料の金額だけでなく、就労実態も含めて「総合的」に判断されます。
〇仕事場で、単純作業のみに徹して就労している場合や、同僚や上司とコミュニケーションをとることが困難な場合は考慮されます。
精神障害ガイドライン
<治療経過>
平成28年頃仕事内容への不満、疑問を持ったことや人間関係がしんどくなり、休みがちになる。同時に不眠症状も現れる。
平成29年、眠れないことで自宅近くのクリニックで受診しました。仕事に対するモチベーションの低下を訴え、抗うつ剤と眠剤を処方され、うつ予備軍ですと診断されました。その後、平成30年より休職することになりました。現在もうつ病患者として診療を受けておられます。
食欲もあまりなく、1日一食が多いとのこと。単身で暮らされていますが、家族との交流もあまりなく、社会性も維持できていない様子でした。
<コメント>
①一旦は症状が回復し復職されたのですが、1週間ももたず、再度休職になりました。傷病手当金も受給期間も終わり、今後の生活が不安に思ったおられました。今年になってからも一度は復職にチャレンジされましたが、続かず、今年の夏に退職を余儀なくされました。
②休職期間が長いので、その旨をしっかり診断書に記入いただけるよう依頼しました。又会社側から休職期間の証明書を取り、客観的な資料として活用しました。
<成功要因>
①コロナ禍で面談が思うようにいかず、当初はLINEを使いビデオ面談で対応しました。やはり電話だけでの対応よりも臨場感があり、具体的なヒアリングをさせて頂き、ご質問に対してもしっかり回答させて頂きました。
②うつ病での障害厚生年金2級の獲得、しかも遡及請求はなかなか審査で認めてもらえる事が難しく、今回は遡及で2級を認めていただき初志貫徹できたと考えます。
<治療経過>
最初、当事務所にお電話を頂き、障害年金を自分で申請したが不支給に終わったので、ぜひ先生のお力添えで2級認定までサポートしてほしいとのご要望がありました。
障害基礎年金のご請求で、障害の程度が2級に該当せずとの判断で不支給になったことが判明しました。障害の程度はいかに主治医に現在の体調を常日頃正確に伝えているかがキーになります。ヒアリングを後日させて頂きましたが、かなり体調が悪く、日常生活も自分一人では難しい状況であることがわかりました。
<コメント>
①ヒアリングで分かったのですが、一人で外出できませんのでヘルパーさんと一緒に出かけています。日中は、横になっていることが多いです。昔好きだったカラオケも今は楽しめません。週3回サポートをヘルパーさんにしてもらっています。就労も不能です。買い物は単独では行けません。父や母が買い物を代行してくれます。単独だと会計の時にあたふたしてしまい頭がパニックになりやすいです。
②ヒアリング結果をまとめ、主治医に情報としてお伝えしました。その後、再度診断書を取得したのですが、前回と比べかなり体調が悪くご記入いただいておりました。
<成功要因>
①やはり、医師にしっかり日常生活の制約を日頃伝えているかどうかにかかっています。医師も診断書を依頼された際、患者さんに現状の障害状態を再確認されますが、しっかり応える必要があります。又、口頭だと医師も把握できないこともありますので、文書でお伝えすることが有効です。
②食欲や買い物、お金の管理や通院、他者との交流やコミュニケーションなどなど一度自分でも確認してください。薬も飲み忘れが無いかどうか、ご家族の方に服薬管理してもらっているのかどうかも確認する必要があります。
➃カウンターに提出してから4か月後、念願の障害基礎年金2級の年金証書が届きました。子の加算分も入れて約100万円の受給でした。
<治療経過>
今回の事例は、新規のご請求時にサポートさせて頂いた方です。更新用診断書の提出時もサポートのご依頼を受けました。体調は依然と同じく決して良くない状態とのことで、現在の様子をヒアリングさせて頂きました。
<ヒアリングでの最近の状況>
最近では全くパートへも行けず、就労ができない状態でした。「ボヤーとして日中横になっていることが多いです。気が付くと寝てしまっていたことが多い」とのこと。「テレビも興味のあるものしか見ていません。最近は息子との関係が悪化し、ふさぎ込む日々です。食事は1日に1回(夕食)しか食べられません。日中食欲不振が続きます。料理は作るのがとてもしんどいです。主人が出張の時は1日食べないし料理も作りません」とのお話を伺いました。
<成功要因>
①お風呂のことを伺いますと、風呂は週1回のみ。掃除や洗濯は自分ではできず、家事一般はヘルパーさんに全てお任せしているとのこと。自立支援制度利用で居宅介護 区分2.ほぼ1日パジャマを着ていますとの回答でした。
②外出はできませんし、散歩もできませんとのこと。買い物はヘルパーさんに買ってもらうか、ネットスーパーを利用することが多いと仰いました。
③かなり、体調が思わしくないご様子でしたので、障害年金のサポートをさせて頂くことになりました。まず、日常生活についてヒアリングをしっかりさせて頂き、それを文書にまとめ、主治医に提出いたしました。
➃結果、障害基礎年金2級を受給でき、年間約78万円の年金を受給することができました。次回の更新用診断書の提出は2年後ですが、今から次回もサポートしてほしい旨のご要望を頂きました。
<治療経過>
ヒアリングをさせて頂きましたが、会社でパワハラを受けたのがきっかけとのこと。放心状態・吐き気・不眠で食欲もなくなり、退職することになったとのお話を伺いました。
今から4年前に心療内科を受診し、重度のうつ病と言われました。薬が行く度に増え、受診するのもしんどくなり、4か月程度で通院を中断してしまいました。
その後は通院できませんでした。その間、過食になり2~3週間で体重が16㎏も増えました。 さらにマンションのローンもありストレスが増加しました。
令和1年になり最寄りの精神科クリニックを受診されました。2週に1回のペースで受診していますが、不眠が続き、しんどい状態です。夜は寝付けず、朝の4時から寝るような日が続きました。
<コメント>
①一人で外出できない状況で、日中は、横になっていることが多いです。動悸やふらつき、めまいなどの身体症状があります。以前は軽作業のパートの仕事をしたことがありますが、今は全くできません。
②お話を伺いましたが、かなりしんどいご様子で、お話もゆっくりの状態でした。ヒアリングする対象が本人様しかいませんでしたので、時間をかけ、2回に分けてお話を伺いました。
<成功要因>
①しっかりした受診状況等証明書が取れたのが最初の成功要因でした。今から4年前が初受診ですので、カルテも破棄されずに済みました。今から10年~20年以上前が初診だと、カルテもなく初診日を証明するのに難儀するケースが多いです。
②体調面を具体的に聞き出し、その内容を書面にして医師に伝えました。その結果、診断書も現在の日常生活の制約がしっかり反映された診断書を頂くことができました。
➃請求後4か月経って年金証書が届きました。障害基礎年金2級の取得で、年間78万円の受給になります。お客様の期待に添えることができほっとしました。
<治療経過>
最初に面談させてもらったのは精神病院の面談室でした。当時は障害厚生年金3級の認定を受けられた直後で、不服申し立てを行って2級にしたいのだが手伝ってもらえませんかと言う要望でした。
しかし、申請をされた診断書コピーを拝見したところ、2級の認定まで持っていくのは困難と判断し、受給権発生から1年経ってからランクアップのための額改定請求をしてはどうかと提案しました。
ご了解いただき、当面は様子を見ていましたが、ちょうど1年が経っところで電話で近況を尋ねました。相談者は、別の医療機関にかかっておられ、体調もかなり悪い状態でした。再度現在の体調に関するヒアリングをさせて頂き、診断書の依頼を相談者経由でして頂きました。
主治医も診断書の記入に快諾いただき、現況の障害状態を記載した依頼状を添付して診断書を依頼したところ、2級相当の診断書に仕上げていただき、2級になる可能性が出てきました。
<コメント>
①当時の体調について説明しますと、食欲にムラがあり、食欲が無く全然食べない日が週1回~2回あります。特に離婚の話が出てから顕著です。食事の量は以前よりも減っています。自分ではご飯をつくれないので宅配弁当を食べています。買い物は単独では行けません。買い物はいとこと一緒に、車で連れて行ってもらいます。自分自身もふらつくことがあるので、買い物も一緒について回ってもらいます。日中は、布団の中で横になっていることが多いです。動悸やふらつき、めまいがあります。
全然動けないので、就労は現時点できません。
②結果的には約150万円の障害厚生年金を取得でき、相談者も大変満足していただきました。
<成功要因>
①相談者(患者さん)の体調をまとめた依頼状を作成し、参考用として主治医に提出してもらいました。主治医宛の依頼状には日常生活の制約や就労状況などが具体的に記載させて頂きました。
②相談者と主治医の関係が良好で、相談者も医師に近況をその都度報告していたのが正確な診断書取得につながったと考えます。
<治療経過>
幻聴が続いたり無くなったりして繰り返し、不安や焦燥感の強い方でした。一般就労は困難な状態でしたので、受任し請求をサポートいたしました。
課題として
①受診されたのが約20年以上も前でその当時のカルテがなかったこと。
②軽作業を少しずつ行っておられ、等級認定が微妙であったことがあげられます。
<成功要因>
① 最初に受診した医院で初診の証明書は取れませんでしたが、2番目に通院された病院に最初の病院からの紹介状が保存されており、最初の病院の初診日も明記されていました。これが重要な決め手になり初診日の確定や年金保険料の納付要件もOKでした。
② 現在の病院のDRが協力的であり、診断書も親身になって記載頂けたこと。
③ 体調の悪い奥様に代わり、ご主人が私のアドバイスに基づき積極的に動いていただいたこと
<治療経過>
小学校6年から不登校になりました。高校は通信教育の高校に行かれ、月に3回程度の通学で堺市まで通学しました。ご近所に同じ不登校の方がおられ一緒に電車通学することができました。高校を卒業するころから感情の波が激しくなりました。抑うつ状態やパニック発作が起き、過呼吸になりました。息が出来なくなり、手がしびれとこともたびたびありました。平成25年1月に最寄りの精神科クリニックを受診しました。その後も感情の波が激しく、落ち込むと、とても辛い気持ちになり、周りの家族に毎日当たっていました。現在は、気分が悪くなり外で吐き気を催したこともあります。現在も規則正しい生活はできず、寝る時間帯はバラバラな状態が続いています。朝起きて数時間後に全身がだるくなります。行動の切り替えが億劫になり、調子が悪いとトイレを我慢したり、水を喉が渇くまで飲まずに我慢したりします。自分の中で倦怠感やイライラする焦燥感があります。就労は困難な状態です。
<成功要因>
①相談者のお母さんが面談時同席頂きましたので、しっかり現在の障害状態だけでなく、障害認定日当時(初診日から1年半後)の体調もきちんとお聞きすることができました。その結果、正確なDRへの依頼状を完成できました。
②診断書は2通頂けました。障害認定日と現在の障害状態用です。主治医の先生にきちんと書いていただけました。ところが年金事務所に提出した際、カウンターの担当者が厳しい方で、一部空欄になっている個所(軽微な内容)も医師に書いていただかないと受理できないと言われれ、慌ててDRに追記いただいたいきさつがあります。今まで問題になったり指摘も受けなかった箇所でした。年金事務所の担当者の中には、硬直的な見解を持った人もおられ、受付担当者によっては診断書の追記依頼をかけないといけない場合もあります。
③保険料の納付要件は、20歳から初診日直前まで若年者納付猶予の承認を受けておられ、納付要件は問題ありませんでした。
<治療経過>
平成26年頃から不安からくる動悸、過呼吸がありました。当初は大阪市の内科のクリニックを受診していましたが、検査でパニック障害ではないかと言われ、心療内科への紹介状を書いてもらいました。平成29年堺市の心療内科クリニックを受診し、抗うつ剤を服薬しました。その後も体調が改善することもなくしんどい状態が続いたので、平成29年大阪市内の病院を受診しました。睡眠障害、解離性障害、抑うつ状態と言われ、入院しました。その後も再入院しました。この時摂食障害もあり、体重が激減しました。平成30年からは近くの精神科クリニックを受診中です。うつ病の診断を受けました。就労できない状態が続いています。
以前は、音楽やテレビはよく聞いたり見たりしましたが今は全く興味がありません。マンションのベランダから飛び降りようかと思ったり、消えたいと思ったことが多々ありました。
<成功要因>
①初診と思われる医療機関(内科)で5年前のカルテがあったので、受診状況等証明書を頂くことが出来ました。当時はうつ病ではなかったのですが、過呼吸や不安障害などの神経症状がひどくありましたので、そのことを詳しく書いてもらいました。当時は休職を繰り返していました。通常カルテの保管期間は終診から5年が法令で義務付けられていますが、5年前の初診で何とかカルテが残っていました。
②現在の障害状態を主治医に理解いただけるよう書面にまとめ提出しました。出来上がった診断書は日常生活能力の程度は5段階の4で結構重い状態でした。
③総合的には2級の認定は固いと考えていました。予想通り結果は障害基礎年金2級の認定でした。労働能力もなしと診断書に書いて頂けました。
<治療経過>
平成22年通勤途中、駅プラットホームでしんどくなり、身体がだるくなり、めまいがして倒れました。救急車で病院へ運ばれました。勤務中も何度もめまいなどがありました。そのため最寄りの精神科クリニックの先生に診てもらいました。診断書はうつ病でした。平成23年、身体がしんどくなり就労ができなくなり退職しました。その後は家で寝込んだりしていました。就労については再就職をしたりしましたが、会社で倒れたりし、何度か会社を変わりました。現在は休職中です。今年年末には退職予定です。体がだるい、眠れない、悪夢があり、起きてもしんどいなどの抑うつ状態が続きました。
<成功要因>
①初診日は救急車で運ばれて治療を受けた日として請求しました。カルテも残っておりきちんと当時の状況を記入いただきました。
②障害認定日請求、事後重症請求を行いましたが、障害認定日請求は不支給扱いになりましたが、事後重症請求で2級の認定を受けることが出来ました。
③診断書は、現在の障害状態(日常生活の制約など)を具体的にご記入いただき認定に繋がりました。
<治療経過>
マンションのわずかな音や振動が気になり、眠れなくなりました。全く食べれない、眠れない日が続き体重が20kg近くまで痩せました。
平成29年、精神病院を受診したところ、適応障害の診断を受けました。
その後うつ病に診断名が変更になりました。希死念慮もありましたが、精神的なストレスにより頻脈も出現しました。
外出は、頻脈もあり動くのがしんどい状態です。外出することもめったにありません。
平成28年までドライバーを10年近くしていましたが、それ以降は無職の状態で、自宅療養されています。不眠や頻脈が強く、少し動いただけで心拍数が上がり身体がしんどくなります。
日常生活は家族の支援が必要な状況です。
<成功要因>
①初診日の証明が取れました。
最初に受診していたメンタルクリニックで初診日の証明ー受診状況等証明書を取得できました。
②当初は適応障害でしたがその後うつ病に診断名が変更
適応障害では診断書をとっても神経症の為認定がおりませんが、うつ病に診断名が変更になったので診断書を取得できました。
③現在も就労不能であり、日常生活は親に依存
単独での生活は無理で親御さんの支援があり、日常生活が送れておられましたし、その旨が診断書にも明記されました。
<治療経過>
過呼吸発作が出現し、平成24年8月上旬に総合病院の内科を2回受診しましたが異常なしと言われました。
その後精神疾患ではないかと考え、平成24年9月最寄りのメンタルクリニックを受診。中等度のうつですねと言われました。会社に休職願を出しトータルで約2年間休職しました。
その後メンタルクリニックは受診はしませんでした。復職もしました。しかし他の病気で別のクリニックを受診して、主治医から不眠症の薬を処方してもらっていましたが、メンタルの治療もした方が良いと言われ、令和元年9月より休職をしています。
令和2年から実家に戻り、実家近くのメンタルクリニックを受診しています。
会社も休職したままの状態です。
<成功要因>
①過呼吸発作での受診は初診日ではない
総合病院内科を受診しておられましたが、検査の結果は異状なしで治療を受けていませんでした。この場合は、障害年金の請求上は初診日にはなりません。最初に受診されたメンタルクリニックで初診日の証明ー受診状況等証明書を取得しました。た。
②遡及請求を実施
うつ病の病名で障害認定日の時の診断書と現在の診断書2通取得いただき申請を行いました。一律に請求すれば認定が下りるわけではないですが、障害認定日の診断書で等級認定されれば過去に遡って障害年金がもらえる可能性があります。
③現在も就労不能であり、実家で生活の面倒を見てもらっている
診断書には「社会的労働能力は極めて低い」と記載いただきました。
④現在の障害状態で3級の認定
残念ながら障害認定日当時の診断書では不支給扱いでしたが、現在の障害状態で障害年金3級を取得することができました。現在休職中ですが、体調が整えば復職する予定でいらっしゃいます。
<治療経過>
パートで週5日程度就労していました。平成20年秋頃から体調が徐々に悪くなりました。体に蕁麻疹が出るようになりました。親しくしていただいた職場の同僚の方が亡くなられました。夜ごとお酒を飲んで泣いていました。職場では倦怠感や集中力の低下で午後3時頃には立っていられなくなり、精神的に不安定な日を過ごしました。心療内科クリニック(和泉市)を初めて受診しました。当時はパニック発作と言われました。仕事ができなくなり、休みがちになりました。その後頭痛などで外出困難となり、パニック発作を伴ううつ病と診断され治療を開始しました。
<成功要因>
①初診日のカルテが残っていました。平成20年のカルテだと、医療機関によっては処分しているところもあり、ラッキーでした。
②遡及請求(認定日請求)が認められたのは、やはり障害認定日当時もかなり体調が悪く、食欲も1日1回程度でお風呂も入れず、買い物も夫任せの状態でした。外出も困難な状態でした。
③障害認定日から現在に至るまで、体調も一進一退で決して改善傾向にはありませんでした。就労も短時間のパートもできない状況が長く続いていました。
➃現在の障害状態も、かなり悪くヘルパーさんに定期的に来ていただいている状況で、日中も横になっていることが多い状態です。
⑤それぞれの時期の診断書を記載いただく際に、主治医にご自身の障害状態をきっちり把握頂いたうえで診断書を記入いただけたことが成功の誘因と考えます。
うつ病で長年苦しんでおられた方ですが、3年前に初診と思われたクリニックで受診状況等証明書を取得したところ、学生時代に心療内科に数回通院していた事実の記載があり、再度当時通院されていた心療内科で受診状況等証明書を取得することが出来ました。
社会的治癒に当てはまるのではないかと考え、申請の準備を進めてきましたが、運よく認定されました。
社会的治癒を主張した理由は、
もし主張しなければ学生時代に通院した病院が初診の病院と年金機構から判断される恐れがありました。そして、そこから1年半後は、仕事をされておられ、かつ受診されていませんでした。この場合は、認定日請求(遡及請求)を断念するしかなく、請求者本人にとって不利な申請になるからです。
もし社会的治癒が認められれば、3年前に受診したクリニックを初診の病院として請求することが出来、そこから1年半後はきっちり受診もされ、かつ体調もかなり悪い状態でしたので、認定日請求(遡及請求)が通る見込みが大きかったからです。
成功要因は、
①学生時代に心療内科へ通院しておられましたが、その後6年間は医療機関で精神疾患の治療歴がなく、かつ正職員として継続して会社で勤務されていました。(この6年間は厚生年金期間)
よってこの6年間で社会的治癒されたと主張して病歴・就労状況等申立書を作成しました。
②認定日請求の期間は病院に入院されていた期間であり、現在も退職された後は、自宅で療養されている時期でもあり、就労が困難でありました。
③障害認定日も現在の現症日も同じ医療機関であり、一貫した治療経過を診断書に記載いただけました。
④初診の証明書(受診状況等証明書)については、依頼状の作成や病院担当窓口との話し合いなどを通じて請求者のサポートをすることが出来ました。
<治療経過>
今から15年ほど前に急にめまい、のぼせ、耳鳴り、動悸、過呼吸、倦怠感が出現しました。
そこで堺市内の総合病院・内科を受診しました。頭、心臓の検査をしても異常はありませんでした。その後も数か所クリニックを変えられましたが精神安定剤の投薬を受けておられました。しかし症状の改善が見られず、仕事も休みがちになりました。半年前に体調不良により会社を退職されました。
<成功要因>
①最初にかかった総合病院、2つ目に受診したクリニックではカルテが破棄されており、初診日の証明はできませんでした。3つ目の医療機関を訪問したところ、運よくカルテが残っており、さらに前医(前に受診されていた医療機関)の紹介状が保管されていました。最初にかかった総合病院から2つ目にかかった医療機関への紹介状、さらに2つ目の医療機関から3つ目の医療機関への紹介状もあり大変助かりました。最初にかかった総合病院・内科からの紹介状の中に、パニック障害や不安症の疑いがあり抗うつ薬を処方と薬剤名も記載され有力な資料として頂きました。
②10年以上も前に初診日があり、初診日も確定しましたので当初は遡及請求を検討しましたが、初診日から1年半後の状態はサラリーマンとしてフルデイの仕事をされておられ、その後も継続して最近まで就労を継続されていました。これでは過去の障害認定日の診断書を取得したとしても、障害認定日当時の障害状態を年金機構が認めていただけることは有りませんので、現在の障害状態のみの診断書を取得し(事後重症請求と言います)申請を行いました。
③おかげさまで審査も円滑に行われ、障害厚生年金2級(年間約170万円)を受給することができました。
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