【障害年金】大阪市で障害年金の申請をされる方へー出張面談致します

平成21年10月頃より朝出勤しようとすると心窩部が痛くなったり、食欲不振、不眠などが出現したため、大阪市の精神科クリニックを受診しました。抑うつ状態の診断でした。何度か通院しましたが中断。その後不眠、イライラ、音に敏感、過食傾向、物忘れがあったため、平成25年より通院を再開しました。薬物療法や精神療法で症状が改善し、事務の仕事に復職できました。その後通院は中断しました。不眠、イライラ感等ありましたが、以前より症状は軽く、休みが不定期の為通院はしませんでした。

平成27年8月から新しい職場に勤務しましたが、すぐに食欲不振になりました。さらに不眠、イライラ、頭痛がありました。平成27年10月に呼吸も乱れパニック障害を起こし、病院へ入院しました。病院ではうつ病と診断されました。原因は人間関係と仕事のストレスによるものです。外出は自分で行けるのは病院のみで、それ以外は一人では外出できません。意欲低下、不眠やイライラがあり、音に敏感になっています。一人では何もできない状態でした。　

＜コメント＞
①  再チャレンジで障害基礎年金2級を獲得できました。1回目の時は単独で診断書を依頼し、請求されましたが、委任を受けた後で当時の診断書のコピーを見せていただき、主治医がかなり軽症に記載されていることがわかりました。しかし本人とヒアリングさせていただくとかなり体調も悪く、診断書の記載内容とはかけ離れていました。

②    ヒアリングさせていただいた内容を要約し、再度主治医に診断書を依頼したところ、本人の障害状態と一致した診断書をご記入いただくことが出来ました。

③病歴・就労状況等申立書も、現時点の日常生活の支障を具体的に記載し、申請書と一緒に年金事務所に提出いたしました。

平成24年8月ごろから家の片づけが出来なくなり、お皿のなおし方がわからなくなりました。感情が不安定になりました。泣いたりし、コントロールできなくなりました。このままではまずいと思って、大阪市内のSクリニックを受診し、うつ病と診断されました。1回にたくさんの薬を飲まなければならず、副作用もあり、薬も効かず体調も良くなりませんでした。
受診期間中、自殺未遂を何度もされたとのこと。コードで首を絞める行為が毎日されたとお話を伺いました。
平成26年に別の個人病院で光トポグラフィーの検査をしたところ、そううつ病（双極性障害Ⅱ型）ですと言われました。
Sクリニックは平成26年年末まで受診しましたが、薬が多く中断してしまいました。
その後は、医療機関に行かず、でカウンセリングを受けており、今も月2～3回継続しています。
平成29年5月に、再度治療を受けたいと考え、Sクリニックを再受診いたしました。くすりは現在２種類飲んでいます。最近は体調の波があり、落ち込んできました。

現在の体調は、不眠、自殺未遂、家事が困難、記憶がなく思い出すことが出来ない、計算が出来ない、毎日お風呂に入ることが出来ない等が今の状態です。夜眠たくても寝れない時があります。夜寝るのが朝方で朝の5時から10時に布団に入ります。一方、ひたすら眠る時（12時間以上）もあります。
躁状態で眠たくない時は24時間～36時間横にもならず起きています。1か月の期間内に変動があります。日常生活における身のまわりのことも、著しい制約があり、家族のサポートがないと単独では暮らすことはできない状態です。

＜コメント＞
①  うまく遡及請求に成功した事例です。同じ医療機関にかかっていましたので、途中中断がありましたが、主治医の先生が過去の診断書も一緒に記載いただけました。やはり初診から同じクリニックに通院されたことは、DRが患者さんの状態をずっと見てこられたので、診断書も具体的に書いていただけました。再受診後は薬の種類も2種類に制限され、飲み続けられるよう配慮されていました。

②障害認定日当時は、体調面では一番ひどかった時期です。毎日自殺を考え、毎日首を絞める行為をされていたそうです。ご主人が日中に家に戻り、奥様の状態を確認し、家のことも全面的にサポートされていました。当時は労働能力もありませんでした。

③成功要因としては、障害認定日当時及び現在の障害状態を相談者から詳細にお話しいただき、その内容をまとめて主治医に提供したことにより、正確な情報提供ができたことにあると思います。

高校1年生の時に発症されそのまま自主退学されました。その後は自宅内で生活をしていました。幻聴が出始め、被害妄想的なことを大きな声でしゃべりだしたりしました。
今から15年ほど前に大阪市内の近くのクリニックを親と一緒に車に乗って初受診しました。薬のおかげで暴れることはありませんでしたが、フラフラして外出することがありました。しかし人間関係が原因で今まで5回以上短時間の仕事を変えておられます。２年ほど前ですが働いていた職場で異常行動があり働けなくなりました。再受診され、自宅療養されています。

＜コメント＞
①短時間のパートの仕事に従事するが、いずれも職場での対人関係で辞められました。2年前にパート先でトラブルがあり、そのまま退職しました。その後は就労せずに自宅療養しています。

②当初は遡及請求（障害認定日請求）を検討しましたが、主治医も障害認定日当時の診断書を記載いただくことが出来ず、又当時は継続して就労をされておられた時期であり、2級の認定は困難と考え申請は取りやめにしました。

③初診から現在まで一つの医療機関にかかっていましたので、主治医もよく患者さんのことを理解しておられ、詳しい内容を診断書に書いていただけました。現在の体調での事後重症請求を行い、障害基礎年金2級を獲得できました。