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症状としては、最初は自覚症状はほとんどありません。病院での定期検診や検査で肝がんが発見されることがあります。肝がんが進むとおなかのしこり、痛み、腹部がはったりします。又肝硬変が進展すると腹部に体液が貯留したり、肝性脳症とよばれる意識障害を呈することがあります。
慢性肝炎から肝硬変になり、その後肝臓がんに進むケースも多々あります。
障害年金の申請の場合は、全身状態が悪い場合は「血液・造血器 その他」の診断書シートを用います。又肝臓局所の障害がある場合には「肝疾患の障害用」の診断書を使用します。
肝がんの治療には、手術(肝切除術)、穿刺局所療法、肝動脈塞栓療法を行いますが、癌のステージ及び腫瘍数、がんの大きさなど肝がんの状態を診たうえでの治療選択になります。
又、放射線療法や化学療法(抗がん剤治療)もあります。抗がん剤治療には全身の化学療法と肝動注化学療法があります。代表的な化学療法の薬として、経口のソラフェニブが標準治療として使われています。
<治療経過と障害状態>
肝細胞癌が見つかり、平成27年に大阪市内の病院で、肝切除術をされました。抗がん剤治療も実施。その後背骨の異変があり、調べていただいたところ骨転移していることが判明しました。(組織上肝細胞癌と同じでした)
放射線治療開始し、さらに分子標的薬治療を受けました。副作用として足の痺れ、歩行障害が出現し走ることもできなくなりました。
手術をして頂きましたがその後車いす生活になりました。下半身麻痺で障害者手帳を取得済みです。
日常生活の制約ー 電動車椅子を使用しています。下半身麻痺がひどく、日常生活に著しい制約があり家族のサポートが欠かせません。
<成功要因>
①受診状況等証明書を取得
当初はご家族のお話では、大阪市内の病院で肝臓がんが見つかったとお聞きしました。
しかし、受診状況等証明書を取得したところ、外科の受診日が初診に書かれていました。
詳しくお話を伺うと、最初はB型肝炎になり同じ病院の内科で治療を受けていたとのことでしたので、内科で受診状況等証明書を改めて取ったところ、自宅近くの診療所にかかっていたことが判明しました。
更にその診療所での紹介状コピーも添付されていましたが、そこには5年以上も前にB病院で肝炎の治療を受けていたことが記載されていました。
B型肝炎→肝臓がん→がん骨転移の流れでしたので、初診日は最初にB型肝炎で受診した医療機関になります。
②初診日が確定
本人様に昔の記憶を呼び戻していただき、最初に受診した病院が、堺市内のK病院であることがわかりました。ご家族に受診状況等証明書をK病院に依頼しましたが、今から20年前のカルテが破棄されていましたが、入院記録が見つかり、その記録をもとに初診日の証明を記入いただけました。記載内容は、救急車でK病院へ運ばれ治療を受けておられたことが判明しました。やっと初診が確定し、安堵しました。結局受診状況等証明書を3枚とっていただくことになってしまいました。
③障害厚生年金の請求
初診日の時は今と同じ厚生年金加入中でしたので、障害厚生年金の申請ができました。
④1級レベルの障害状態
現在の障害状態を取得しましたが、ほぼ1級レベルの障害状態で記載されていました。予後もよくなる可能性なしとの記載でした。
⑤3か月で年金証書が送られてきましたが、1級の認定でした。
年間約200万円の障害年金が受給できることになりました。
<治療経過と障害状態>
55歳の女性の方です。当初は糖尿病と肝がんで事務所にお越しいただきました。
糖尿病は20年近く前から発病されておられましたが、現在はコントロールできているとのことでした。
しかし、肝臓の方は、内科に通院している際に腹部に異常を感じそのまま消化器内科を受診しました。肝臓破裂のため出血があったので手術をされましたが、全くそれまでは自覚症状らしきものはありませんでした。その後は同じ消化器内科で通院されていましたが、体調・特に全身状態が徐々に低下したため抗がん剤などの治療を受けられました。今は就労できず自宅静養されておられます。
<成功要因>
①腫瘍マーカーの数値は当初は上がらず、大きく体調を崩されていなかったので、障害認定日を過ぎても申請のタイミングの様子をうかがっていました。しかし1年7か月程度過ぎたころから腫瘍マーカーが上がりだし、抗がん剤の量も増やすなどの状況になり、そのタイミングで診断書をご記入いただき申請いたしました。
②PLTやHS-PIVKAの数値が異常値を示し全身倦怠感や固形物が食べれなくなりました。
③現在入院されておられますが、障害厚生年金2級の通知が来てホッとされました。
<治療経過と障害状態>
地元開業医に成人病の治療で通院していました。血液検査を行い慢性肝炎であることがわかりました。その後も肝炎の治療を受けていましたが、平成24年頃タール便が出ました。泉佐野にある市民病院で内視鏡による食道静脈瘤の手術を行いました。主治医のお話では肝硬変のため食道静脈瘤になったんだよと言われました。その後も肝硬変の治療を受けていました。平成30年1月初旬になって、体調が悪くなり血小板がかなり低下し、腹水も出ました。
平成30年1月10日に堺市の病院へ入院し、そこで輸血を受けました。その後和泉市にある病院へ転院し、肝臓がんと言われました。その後3月末まで入院し、カテーテルで抗がん剤の投与も受けました。
足が毎日つり、食欲にムラがあります。全身倦怠感、だるさがあります。階段の昇降もしんどい状態です。腹水のため、靴下がはけないし、体力が戻りません。
検査、臨床所見血清アルブミン、血小板数、プロトロンビン時間、腹水が異常値でした。利尿剤では腹水が排泄されない状態です。
現在は就労できず自宅静養されておられます。
<成功要因>
①地元開業医で受診状況等証明書を取得しようとしましたが、書きなれておられないせいかきちんとした証明書がもらえませんでした。結局書き直していただくことになりましたが、初診日の証明としては有効な資料になりました。
②診断書の一般状態区分表では障害状態は真ん中の「ウ」のレベルで、2級か不支給かの境目でした。検査項目ではチャイルド・ピューのスコアが9で10には届きませんでしたが、入院も継続しておられ、就労もできない旨を診断書に記載いただきました。
③肝細胞癌破裂、冠動脈塞栓術施行、難治性腹水に対するCART療法など具体的な記述が記載いただきインパクトのある診断書を記載いただくことが出来ました。
障害年金の認定では診断書のすべての項目を認定医が見られ等級の判断をされます。単に一般状態区分表の障害状態のア~オの項目のみ重く書いていただいても、その他の診断書の内容が伴っていないと認定されません。検査値の項目や他覚所見、自覚症状、各種治療方法等具体的に診断書に記載いただくことが肝要です。
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