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大腸がんについて説明いたします
大腸は盲腸、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸および直腸に分かれます。
大腸がんは年々増加傾向にあり、食事の欧米化に伴い増えています。50代~70代が多く、直腸及びS状結腸に発生するケースが多いです。
症状としては血便が多く、下血、便秘と下痢、体重減少、腹痛などがあります。
検査には腹部超音波やMRI、CT検査、内視鏡検査を行います。肝臓、骨、リンパ節への転移等を調べるためです。
進行がんの場合には手術(切除術)を行いますが、人工肛門の造設を行う方もおられます。又抗がん剤を用いた化学療法、放射線療法等が実施されます。
代表的な化学療法の薬として、5-FU+ロイコボリン、イリノテカン、オキサリプラチン、カペシタビン、ベバシズマブ、セツキシマブ(分子標的薬)などが挙げられます。又化学療法は外来の通院で行うケースも増えてきています。
大腸がんの治療方法は病期により異なります。ステージ1期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期に分かれています。
がん細胞がリンパ節や他の臓器に移動し、細胞が増える場合が転移と言います。又再び手術を行った場所の近くでがんが出現することを再発と言います。尚他の臓器に転移した状態で再発が見られるケースもあります。
化学療法の副作用として、脱毛、下痢、便秘、全身がだるくなったり、吐き気、手足の腫れ、しびれなどが挙げられます。白血球や血小板が減少することもあります。
障害年金の申請の場合は、「血液・造血器 その他」の診断書シートを用います。又末梢神経障害で歩行困難な場合には「肢体」の診断書を使用します。
平成27年腹痛と排便困難となり、堺市内の病院の内科にかかりました。検査の結果即入院と言われ外科にて大腸がん切除を行いました。その後も腹膜炎による人工肛門造設術をしていただきました。それからは他の組織にがんが転移し、肺がん転移、肝転移がありましたので切除術を受けました。
<コメント>
①障害認定日の状態は、抗がん剤を3か月投与を受けた為、全身倦怠感が強く出ていました。吐き気がひどく、鼻出血、下痢、めまい等もありました。病院の外に出ると外気で手足が痛くなりました。入院中で、就労不能状態でした。
②現在は肝切除を受けたため、抗がん剤の副作用と思われる全身倦怠感があり、強い手足のしびれと痛みがあります。抗がん剤投与後は極めてしんどい思いをされておられ、投与直後は、ほぼ寝たきりで会話もできない状況でした。
③初対面は病院内での面談で、ご家族もご一緒でした。しんどい状態にもかかわらずお話しいただき詳しく病状をお聞きすることができました。
最初は、痔と思い近くの個人病院を受診しました。検査をしたところ、直腸がんの診断を受けました。その後は直腸がんの手術・人工肛門造設術を受けられました。併せて術後の抗がん剤投与を開始しました。しかし、現状としては身体の各組織ーリンパ、肺などに転移してしまいました。腰の痛み緩和の為の放射線治療を受けておられます。
コメント
①身体が衰弱しているのか、階段を昇る際も息がはあはあ言う状態で、2級の可能性も視野に診断書を記入いただきました。全身だるくしんどい状態で、食事は正味1日1食程度でした。又最近は週2~3日の短時間労働を余儀なくされておられました。足の痺れ、味覚異常、鼻出血もあります。ちょっと歩いては腰が痛くなり,外出時はイスになる杖を持って休憩しながら歩いておられます。休日の日中は横になったり、椅子に座ったりしておられます。
②大腸肛門造設術をされておられたので、造設術の6か月後が障害認定日になりました。当時は今ほど体調が悪くなかったのですが、3級の認定がおりますので遡及請求を行いました。
③遡及請求の結果は障害認定日から3級の認定を受けました。4年間の遡及分の一括受給を受けることができました。残念ながら現在の障害状態も3級の判断をされ、2級までは及びませんでした。やはり厚生年金加入中であり、就労を継続されておられたことがマイナス要因として判断された可能性があります。
通常障害認定日は初診日から1年半経ったときになり、その時点から3か月以内の診断書を取ることになります。しかし人工肛門造設術をされた場合は1年半を待たず、人工肛門の増設をした時から半年後が障害認定日として認められることがあります。この方の場合は人工肛門の手術は初診日から2か月後でしたので、障害認定日は初診日から8か月後になり、その時期の状態を診断書に書いてもらうことになりました。抗がん剤治療は今年6月で終わりましたが、副作用として手と足の指先の痺れがあります。ヘルニアが出てきています。家事だけでも出てきているので、力仕事ができません。
<コメント>
①抗がん剤治療は今年8月で終わりましたが、副作用として手と足の指先の痺れがあります。ヘルニアが出てきています。日常生活においても出てきているので、力仕事ができませんでした。
②主治医に障害認定日から3か月以内の障害状態を記載いただくための依頼状を作成し、診断書シートと一緒に病院に患者さん経由で提出いただきました。
③一旦診断書を頂きましたが、日付に不備があり修正いただくことになりました。診断書の訂正依頼はちょくちょくありますが、そのままの状態で出しても年金機構から返戻になるのは必至ですので事前にしっかりチェックさせて頂きます。
➃予定通り障害厚生年金3級がもらえました。
平成20年頃会社員として就労していましたが、会社の健康診断で検便があり数回便が赤くなりました。その為外科の個人病院を受診しました。大腸がん検査をしたところ鮮血があり、検査結果は大腸がんの疑いありと言われました。紹介状をもって地元の総合病院を受診しました。
腸カメラの検査を行い、結果は肝転移していることが判明しました。すぐに化学療法を実施してもらいました。手足の痺れや嘔気、脱毛が生じました。
<コメント>
①抗がん剤治療で各種副作用(全身症状)が出た方です。がん転移も全身に起こり、肝臓・甲状腺・肺臓・脳にまで転移しました。化学療法と放射線療法を行ってきました。
②かなり前から受診されており、過去に遡っての遡及請求を試みました。時効の関係もありますが、うまくいけば5年前に遡り障害年金をもらうこともできます。初診日から1年半後の状態と現在の状態の2つの診断書を取得し、請求することにしました。
③障害認定日時点の診断書はあまり重く書かれている気配が無く、「日常生活も可能」と書かれ、かなり認定が難しい状況でした。しかし継続して抗がん剤を投与していたことや、会社を辞めてしまったことなど病歴就労状況等申立書に詳しく記載し、総合的な判断をしていただき、何とか障害厚生年金3級を頂くことができました。
➃5年前に遡り認定されましたので、一括で5年分の障害厚生年金がもらえます。3級と言えど300万円近くの金額が入金されました。
⑤現在の障害状態については2級に認められました。障害厚生年金2級の場合は、1階部分の障害基礎年金ももらえますし、配偶者加給年金ももらえます。(今回の方はすでにご主人が老齢年金をもらっておられたので、配偶者加給年金は支給停止になります)
人工肛門の障害年金の説明
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