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肺がんと障害年金

肺がんについて説明いたします

肺は呼吸をすることにより酸素を身体の中に取り入れ、逆に二酸化炭素を出す働きをしています。空気は気管から気管支に入り、肺の中にある肺胞とよばれるところで酸素が血液に取り入れられ、二酸化炭素が出される仕組みです。

肺がんの罹患率は40代後半から増加し、加齢とともに高くなっていく傾向にあります。
肺がんの分類はまず①非小細胞肺がん(肺がん全体の85%程度)と②小細胞肺がん(肺がん全体の15%程度)に分類され、①の非小細胞肺がんは、腺がん、扁平上皮がん、大細胞がんに分類されます。

肺がんの原因としてやはり「たばこ」が第一に挙げられます。
症状としては咳、血痰、胸痛、喘鳴、息切れがあります。症状が他の呼吸器疾患の症状と区別がつかないので、専門医にかかる必要があります。

検査には胸部X線検査やCT検査で発見される場合があります。喫煙者には喀痰細胞診も実施します。又喀痰検査、腫瘍マーカー、気管支鏡、穿刺・生検、胸水穿刺細胞診、MRI検査なども実施されます。

肺がんの治療は、手術、放射線治療、抗がん剤治療を組み合わせて行われます。
化学療法(抗がん剤治療)は非小細胞肺がんと小細胞肺がんでは治療方法が異なりますし、患者さんの病期(ステージ)によっても組み合わせ等が異なります。

障害年金の申請の場合は、「血液・造血器 その他」の診断書シートを用います。呼吸不全等の場合には「呼吸器」、歩行困難な場合には「肢体」の診断書を使用することもあります。

 

肺がんで障害厚生年金2級獲得 男性 堺市

咳が止まらず風邪の症状で平成23年9月に開業医を受診。それでもまだ咳が止まらない為、堺市内の大病院を受診いたしました。腫瘍内科で肺がんの診断を受け、肺内部の転移、胸膜播種、リンパ節転移の診断も受けました。(ステージⅢbでした)その後入院され、抗がん剤治療をうけましたが、全身倦怠感、手足のしびれや麻痺、食欲減少、体重減少等の副作用がひどく、2か月で抗がん剤投与を中止されました。
身体を何とか治したいという思いで並行して他の医療機関も受診され、丸山ワクチンの投与や塞栓療法、
脳転移後のガンマーナイフ治療も受けました。更に骨の転移、肝転移、平成284月にはがん性髄膜播種に侵されています。現在、堺市内の病院にて抗がん剤の治療を継続して受けています。現在ステージⅣです。尚、仕事は平成24年1月より休んでおり、身体がしんどい為、仕事はできずその後退職されました。

<コメント>
①自覚症状が
複数の抗がん剤の投与によりひどい状態です。全身倦怠感、食欲不振、味覚障害もあります。手足の指のしびれと麻痺がひどく、歩行困難となっておられます。転倒が怖いので、単独では外出できません。自宅の階段も手すりをもって上り下りしています。体重は、以前は60kgでしたが今は44kgまで減少しています。

日常生活能は、全身衰弱が激しく、かつ末梢神経障害により歩行が困難な状態が続きます。労働能力もない状態でした。 

③当初は遡及請求を狙ったのですが、当時のカルテの内容では障害等級3級にも満たないとの主治医の判断があり、やむなく事後重症請求になりました。2級の結果が出て喜んでいただきました。 

肺がんで障害厚生年金3級獲得 女性 堺市

平成277月に胸の痛みがありました。そのため堺市内の最寄りの開業医を受診しましたが、心筋梗塞の可能性があると言われました。即日、大阪市内の病院・循環器内科を受診しました。検査をしても心臓に異常はありませんでしたが、CT検査で肺がんが見つかりました。その後、呼吸器科で診ていただいています。
平成279月に外科で手術を予定していました。しかし腹水にがん細胞が見つかり手術が中止になりました。ステージⅣと言われ、呼吸器科で抗がん剤治療に切り替わりました。その後入退院を繰り返されました。


<コメント>

①当初は心臓病の疑いで診察を受けられたのですが、その後肺癌が発見されました。この場合の初診は、胸の痛みで受診された最寄りの開業医が初診の病院になります。ここで受診状況等証明書を取得されました。
②呼吸器外科で手術を予定されておられたのですが、腹水でがん細胞が見つかったため、手術は中止となり、
オプジーボを使用した免疫療法に切り替わりました。現在は診察のみで経過観察中です。障害認定日当時は化学療法を実施中で日常生活もかなりの制約がありました。

③当時の自覚症状は、赤血球が低下し、50m歩いても息切れしました。食欲不振で食事は11回程度しか食べられませんでした。お風呂も週1回程度しか入れません。外出はできませんし、買い物もできません。手足症候群で物も持てませんでした。発熱、涙目、まつ毛も脱落し、お風呂の後もフラフラの状況と伺いました。
➃残念ながら当時の状況は就労不能状態でしたが、主治医から見ると、免疫療法も終了し経過観察の状態で、障害状態を重く記載いただけませんでした。しかし何とか3級を確保することができました。


 

最初に受け取った診断書がほとんど未記入の状態、障害厚生年金3級獲得 男性 岸和田市

会社の健康診断の結果レントゲンで肺の異常を指摘されました。当初は最寄りの岸和田市にあるクリニックを訪問しましたが、治療・検査はされず紹介状の発行のみでした。その後、大阪市内の大病院で肺癌の治療を受けられました。

<コメント>

①当初は、大阪市内の総合病院が初診の病院と考えていました。なぜなら、最初に訪問したクリニックでは健康診断の結果を説明しただけで、治療も検査もなにもされなかったので。しかし年金相談センターの窓口では、紹介状が発行されている以上紹介状を書いたクリニックが初診の医療機関になるとのご意見で、納得はできませんでしたが、相談者の了解を得て最寄りのクリニックで初診日の証明となる受診状況等証明書をとっていただくことになりました。取得した受診状況等証明書には、案の定、「検査・治療はしていない」との記載がありました。

②診断書は約1か月かかりましたが、相談者経由で受け取りました。見てびっくりの内容で、必須事項や必要欄に何も書いていません。ただ主治医の署名捺印と病院の押印があるだけで、こんなお粗末な診断書は初めてといった内容でした。

直ちに、主治医宛に「追加記入のご依頼」の依頼状と記入が必要な個所にポストイット(付箋)を貼った白紙に近い診断書シートを病院窓口に提出し、記入を求めました。

③2週間後に戻ってきた診断書は粗々記載がされていました。しかし完ぺきな記載内容でなかったので、今度は相談者(患者)自ら主治医に訂正を求められました。

➃2回の訂正依頼でやっと年金機構が審査に応じてくれる内容で提出することができました。結果は目標とする2級には届きませんでしたが、3級を確保することができました。

がんの診断書の場合、今までの経験では、主治医が1回のご記入で完ぺきな診断書を書かれることはなかなかありません。お忙しい中手術や入院患者さんの管理をされながら診断書を書いて頂くケースが多く、未記入や日付などが間違っているケースが多いです。一般の方にとってどこを訂正(追加記入)していただく必要があるのか分からないケースが多いと思います。ぜひ障害年金専門にやっている社会保険労務士のサポートを受けていただければと思います。

 

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